文献では天正18年(1590)にまで遡るという、伝統的な手漉き和紙です。江戸時代には会津藩の御用紙として盛んに生産されていましたが、現在は2戸だけになってしまいました。
100%地元産の楮(コウゾ)を使い、みざらしという太陽の光だけで漂白します。14もの工程を経て白さが増します。紙質は強靭で長期保存に適しており、年月の経過でさらに味わいが出ます。
▶ 全国てすき和紙連合会ページ
予約にて手漉きの体験もできます。
▶ 小出和紙工房(TEL.0254-95-3493)
阿賀野市にある角屋旅館の古い建具にも小出和紙が使われています。
▶ 角屋旅館の建具